アリとの戦い
6月に大型の観葉植物を買い、ベランダに置いて以降、鉢の周りにごくごく小さいアリがうろうろするようになった。
鉢の中にアリの巣があったら嫌だな、と思いながらも、暫く放置していたら、7月頃から部屋の中にアリが入り込むようになり、慌ててアリ駆除をすることにした。
まずはネットで購入した、アリメツという駆除剤(勢い余って3つも購入。後に後悔。)を試した。
頼もしくみえるパッケージ
これは砂糖液にホウ酸を混ぜた薬品で、これにアリが集まり、巣に持ち帰るので、1、2週間ほどするとぱったり見かけなくなるというものらしい。
しかし、鉢の周囲に設置してみても、我が家のアリ(どうもヒメアリという種類のアリらしい)にはそれほど効果を示さず、アリメツの中でそのまま溺れ死んでいる数匹の根性なしに効くぐらいで、相変わらずそのすぐ横を縦横無尽にうろついている。
そこで、タイで買った虫避けスプレーを窓のサッシに重点的に撒き、さらにホウ酸を粉末ごとベランダ中に撒いたところ(植木鉢含む)、これが絶大な効果を発揮し、なんと翌日から本日まで一匹もみかけなくなったのだ。
タイの虫避けスプレー。臭くて如何にも効きそう。
植木にホウ酸をまくのは躊躇ったけど、鉢ごと水の中に2日漬け込んでも効果がなく、最後の手段は植え替えるしかなかったところ、微量のホウ酸であれば、植物には問題ないという記事がネットにあったので、一かバチで鉢の土の表面にもふりかけてみた。
ホウ酸は、調味料の空き瓶などに移し替えて撒くと簡単です。小さいお子さんやペットのいるご家庭では避けた方が良いと思いますが、致死量は塩とかわらないそうですよ。
中腰でベランダで振り撒く自身の姿(窓越し)には笑えた
というわけで、長期戦を覚悟したアリとの戦いは意外に圧勝だった。